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O Cheiro do Ralo
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2007年
尻に憑かれた男
監督:エイトール・ダリア


骨董屋を営むロウレンソは、金に困って店に来る客の品を二束三文買いたたき、屈辱を味あわせていた。
ある日ランチをとる店のウェイトレスの美しく豊かで完璧な尻に魅了されてから、彼の人生は数奇な道をたどり始める。


2008年のブラジル映画祭で上映され、話題をさらった異色の作品。
当初は予算の145万ドルが集まらず、監督やブラジルの映画界を代表する主演のセルトン・メロらがポケットマネーを出し合い、わずか19万ドルで制作されたらしい。
各国の映画祭で評価され、11もの賞を獲得。

原題『下水って、臭う』の通り、下水についても描かれているのだが、それは暗喩であり『誰もが隠してきた人間の影の部分』である。

簡単に言うと尻フェチの歪んだ性格の男の話だが、一見バカっぽい展開の様で(難解とまではいかないけれど)、暗喩が散りばめられて奇妙な感じが好きだった。


邦題はイマイチだし、レンタルではエロティックコーナーに置かれちゃうくらいだけれど全く厭らしくない。
"尻"という人体の一部でしかないものに魅せられた男の冷笑的な物語だと思う。
まぁ本当の尻フェチの人が観たらわからないけれど。


独特な音楽やインテリア、映るもの全て一度鑑賞しても損はない(?)まではいかなくても面白いと思う。


主演ロウレンソを演じたセルトン・メロの雰囲気、なかなか癖になって他の作品も観てみたくなった。
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